青森県産「海峡サーモン」国内産地の養殖に着目する東信水産

2022.06.21

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報道関係者各位

2022年6月1日

東信水産株式会社

サーモン題字

首都圏を中心に生鮮魚介専門店を19店舗展開する東信水産株式会社(東京都杉並区、代表取締役社長:織茂信尋http://www.toshin.co.jp/)は、6月から7月にかけて最盛期を迎える青森県産「海峡サーモン」を5月中旬より各店舗において販売開始しています。弊社は国内の水産事業から時代に合わせて良質な商品を販売したいという想いもあり、特に青森県や他県と連携して商品調達力を向上し、食料自給率を高めていく事も取り組んでいます。

 

 

サーモン×青森

日本海、太平洋、津軽海峡、陸奥湾の4つの海を持ち、多くの魚種と漁獲量を誇る青森県。弊社は、2018年に「んめぇ青森」という青森県を応援するブランドも立ち上げていることもあり、青森県の養殖事業も推奨しています。養殖魚は天然魚の代替え的なイメージがありましたが、生産者や産地の努力によって付加価値を付けたブランド魚として商品化されています。弊社の推奨する「海峡サーモン」をはじめ、日本各県の養殖マグロ、養殖ブリなどブランド化された魚種が世の中に浸透されてきています。

目下、水産業界では様々な問題点があり、海外の輸入品は高騰して天然資源の確保が難しい状況下になっています。小売りである私たちは、ブランド化された国産養殖魚にも着目し、生産者の想いをお客様に伝えて活性化を図ります。その結果、少しでも食料自給率に貢献できるのではないかと考えております。

 

青森県むつ市大畑町の北彩漁業生産組合が手掛ける「海峡サーモン」。津軽海峡沖合約3キロに水深25メートルの生け簀を浮かべて約8ヶ月の間、翌年の5月から7月の水揚げまで育てます。日本の天然の鮭や鱒は、表面水温が10℃前後の海域に生息しているとされています。養殖事業におけるサーモンも、水温が高い所では育成の存続が難しいとされており、日本の西側海域では5月頃になると温暖化による水温上昇もあってサーモンに見合った大きさで育たないうちに出荷しなくてはならないこともあります。

一方、津軽海峡沖合では7月末位までサーモンの育成に適した水温が保たれるので育成期間が長く、湾内や沿岸ではなく沖合の荒波にもまれることにより育ちが良くなります。(大きい魚体で4キロ以上)また、特製の餌も使用し、国外のサーモンと比べて身質が締ってくどくない脂が特徴です。さらには、市場流通してないプレミア感も弊社が推奨する理由となっています。

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■本件に関する報道機関からのお問合せ先

東信水産株式会社 社長室 広報課

TEL:03-3391-2226(代